トランプといえば、「七並べ」「神経衰弱」「ババ抜き」「大富豪」「ポーカー」などいろいろな遊び方があります。私が好きなセブンブリッジもトランプゲームの一種でなかなか面白いものです。

アメリカのトランプ

金融業界で「トランプ」といえばアメリカ合衆国の大統領であるドナルド・トランプ氏でしょう。米中貿易摩擦、トルコ問題、連邦準備制度理事会(FRB)への利上げけん制など彼が出す「切り札」で相場は右往左往しているのが現状です。

VS中国&トルコ

2018年3月22日、トランプ大統領が中国に対して、最大で1300品目、600億ドル相当の輸入に関税をかける事を発表したことが発端となり、中国側も対抗措置としてアメリカに対し関税をかける措置を発表しました。

https://drive.google.com/open?id=18OF8Y1PlJlgeUKTO5RNmSN83G6uzrp_t

ドル円は106円前半から105円20銭台まで下落していることが見て取れます。

その後はFRBの利上げ等もあり、ドル円は回復していきますが、まだ予断を許さない状況ともいえます。

また、2018年8月11日に、トランプ大統領はトルコに対し、トルコ産の鉄鋼・アルミニウムに対する関税を2倍に引き上げ、それぞれ20%、50%とする方針を明らかにしたとの報道を受けて、トルコリラは一時24%の下落となり、最安値を更新しました。背景にはトルコで起きたクーデター未遂事件に関与したとして拘束されている福音派の米国人牧師、アンドリュー・ブランソンの解放を米国が求めていることにあります。

VS.FRB

2018年7月19日、トランプ大統領はCNBCとのインタビューで米金融当局の利上げは「うれしくない。経済に課しているこうした作業の全てを私は好きではないし、金利の上昇が見られる」とアメリカの金融政策を担うFRBの利上げ政策に対し不満を述べたことがきっかけで、この時もドル円は下落しました。従来アメリカの大統領は、金融当局の独立性を尊重する立場から、金融政策についてコメントしないというホワイトハウスの不文律があったわけですが、トランプ大統領はこれを破ったわけです。

その後もFRBへの利上げ批判を継続しており、今後FRBとトランプ大統領の駆け引きも注目されます。

https://drive.google.com/open?id=1bLkSKxVp5hraoGpmPsGF1QKOCgEFm4gN

中国との貿易戦争の際、日本に対しても関税引き上げ措置について案が出ています。今後どうなるかはわかりませんが、日本が「トランプ」で”ババを引く”ようなことがないようにうまく取り組んでもらうことを願うばかりです。このままでは投資家の”神経”は”衰弱”するばかりです。

 


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